ゴールデンウィークも終わり暑くなってきました

タイトルの通り…です。因みに沖縄、奄美地方は既に梅雨入りしたそうです。

 

現場で作業をするのには、実はチョット寒いぐらいがいいんです。

暑くなってくるとすぐに汗をかいてしまいますからね…。

 

弊社は兵庫県尼崎市で金属加工を営む会社ですが、近年では珍しく汎用旋盤を多数揃えています。8尺が2台と6尺が4台もあるのです。

 

ですから、汎用旋盤でしか出来ない仕事、単品物等を含め、多々問合せを頂きます。

 

勿論問合せを頂いても、納期コスト的にお互い合わなければ、当然発注・受注にはなりません。

 

最近は大手メーカーは別として、中小のメーカーは汎用旋盤を扱う会社を確保しきれていません。もしくは確保していてもあと何年出来るのだろう???という不安を持たれている方が多いのが実情です。

 

というのも、団塊の世代が現役引退をしていく中で、汎用旋盤を扱う方がドンドン減少しているからです。しかも個人事業の方や1~2人でやっているものだから、後を継ぐ人がいない…という状況も重なっているのです。

 

その点、弊社は会社組織として営業していますので、その辺りの心配は無用かと思います。

 

ただお問合せを頂く方の多くはコストが合う合わない…だけで連絡をされる方も多いです。

(勿論コストが安いのは最大のサービスの一つです)

しかし、汎用旋盤で加工が出来る企業を確保するという意味では、ある程度長い目で見て頂けると、

お互いにメリットも出てくるのかな?とも思いますし、メリットが無ければ取引をしなければいいだけです。

 

またメーカー様によって、仕様や加工精度の基準が違いますから、

ただ単に図面通り作ればOKという事にはなりませんので、ある程度の慣れも必要になってきます。

 

例えば…

M100ピッチ2.0のネジを加工するとします。

その時の面取りのCは何ミリですか?

 

C1・C1.5・C2と色々あります。それらを全て正確に図面に明記されていれば問題ありませんが、ピッチ2に対してC1・C1.5・C2を明確に使い分けているメーカーは殆どありません。

 

基本的にはピッチ2ですから、C1が正解でしょ?!

確かにそれでもいいです…。

 

ですが、

C1それだとカエリが出やすいです(カエリを取らないといけないなら取ります)。

C1.5位だと丁度いいかもしれません。

C2だとリードになって、ネジが入りやすいので、その方が良いという企業もあれば、

いや絶対C1だという企業もあるのです。

 

まぁそういった細かい事もありますので、ある程度の慣れがある方がいいという事なんです。

 

汎用旋盤による金属加工

弊社は近年では珍しく汎用旋盤を多数設置(8尺2台・6尺4台)しております。

勿論それらを扱う旋盤士もおります。

 

団塊の世代が現役を引退していく中、汎用旋盤を使って金属加工を行う人や企業がドンドン減っているようす。

 

殆どの企業はNC旋盤や複合機を積極的に導入して、加工を行っているのが現状ですが、

NCでは出来ない薄物や単品は、汎用旋盤に部があるようです。

 

実際に弊社が外注をする場合でも単品だけを『NCで加工お願いします』とは非常に言いにくいです。

 

なので、今後も汎用旋盤が無くなることはありませんが、技術者・職人と言われる方が減っていくのは目に見えています。

 

近年は個人でも・企業でもそうですが足を使ってお店を探したり、知人の伝を使ったりせず、

インターネットを使って、お店や金属加工企業を探している方が多いようです。

 

ま、当然と言えば当然ですが…(勿論何かを探す時(検索する時)私もインターネットを使います。

 

ご近所の一人親方等は、インターネット上に広告を出すわけもなく、

ホームページも作らないので、ネット上で探すことは無理です。

 

ですから弊社の様にそれ程大きくはないが、組織として営業している企業に連絡があるというようになるんだと思います。

 

ましてや今時、汎用旋盤が6台もあるとなると余計ですよね…。

 

これはこれで非常にありがたく、弊社もインターネットをドンドン有効活用して情報を公開したいと思いますので、

今後とも宜しくお願い致します。